草稿 #15

 層と線ー遠くから見れば線にしか見えなくても近づけば層になる



集団を作ることによって個を支配しようとする試みは、少年期によく見かけられる。個と個では大きな違いは現れなくても、集団ー徒党を組むことで優位に立つのである。マイノリティは個である。徒党はマジョリティの一歩である。憎悪が集団になると機械が動き出す。巨大兵器となり侵食を始めるのである。