2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

草稿 #19

Anjelita円いテーブルの上のカップに目をやった。そのカップをはたして誰が置いていったものか考えもしなかったが、彼女は席に着いた。誘惑、彼女は無意識に認めている、ここにいることを。誘惑に従うことを考えもせずに受け入れているのだ。

Autumn is season of death

私の島 私の領土 私の家 私の庭 それらに続くものに 私は権利を有しない 私は私の姿を 知ることができない 眩しき太陽 暗き闇夜 それらが いつからか 消えてなくなった 光は繁殖し 街中を照らし続ける 番犬のように 黒き者宿りし光 太陽は小さな点となって消…