2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

草稿 #18

私の島、私の領土、私の家、私の庭、それらに続くものに私は権利を有しない。私は私の姿を知ることができない。眩しき太陽、暗い闇夜、それらがいつからか消えてなくなった、光は繁殖し、街中を照らし続ける。番犬のように。黒き者宿りし光、太陽は小さな点…

草稿 #17

搾取されるものは皆、マイノリティに片足を突っ込んでいる。巨大な人類は無闇にエネルギーを消費する。巨大な鯨は私の獲物ではない。過剰なコアは多くのエラッタを吐き出す。数種類の枝は新たな方向へ力能と線ーベクトルを伸ばす。長年の孤独が産み出したも…

darkside of darkness

考えることを止め 服を脱ぐ 素裸で歩く 誰の目も気にせず 人の目で 私は剥がされていく 皮膚の内側にある 肉が 肉の内側にある 種子が 明らかにしていくのは 私の思想でもなく 私の感情でもなく 私の無 私の無を 明らかにするために 私は素裸で走る 心臓の鼓…

草稿 #16

重たい頭を抱え思考する時間は言語的になりがちである。結び合う子供の欠落の縫合は、表面を癒着させることで行われる。癒着はいびつな傷跡を残すが確実に結合を果たす。横断的に思考を時間で測るなら断絶的な生物的死によって我々は必ず途上で身を捨てられ…

草稿 #15

層と線ー遠くから見れば線にしか見えなくても近づけば層になる 集団を作ることによって個を支配しようとする試みは、少年期によく見かけられる。個と個では大きな違いは現れなくても、集団ー徒党を組むことで優位に立つのである。マイノリティは個である。徒…